高安敗れ、若隆景が1敗で並ぶ 琴ノ若は2敗目 貴景勝がかど番脱出

 高安(手前)を寄り切りで下す若隆景
 琴ノ若(手前)を突き落としで下す貴景勝
 阿炎(右)を引き落としで下す御嶽海
3枚

 「大相撲春場所・11日目」(23日、エディオンアリーナ大阪)

 大関貴景勝(常盤山)は、1敗と好調の琴ノ若(佐渡ケ嶽)を突き落とし、かど番を脱出する勝ち越しを決めた。琴ノ若は2敗に後退した。

 無敗できていた高安(田子ノ浦)は、新関脇の若隆景(荒汐)に寄り切られ初黒星。若隆景は10勝目をあげ、優勝争いの先頭に並んだ。

 新大関の御嶽海(出羽海)は、関脇阿炎(錣山)と対戦し、相手の突き押しにも下がらず、攻めながらの引き落としで9勝目を挙げた。阿炎は6勝5敗。

 序盤戦で苦しんだかど番の正代(時津風)は宝富士(伊勢ケ浜)を突き落とし、6勝5敗と白星を先行させた。12日目は貴景勝と対戦する。

 【優勝争い上位】

▽1敗 若隆景、高安

▽2敗 御嶽海、琴ノ若

 【12日目の成績上位の取組】

高安-御嶽海

若隆景-琴ノ若

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