国際体操連盟ロシアとベラルーシでのW杯中止など発表 渡辺会長「選手たちを守る義務」

 国際体操連盟が26日、ロシアとベラルーシで予定されていた全てのワールドカップ、ワールドチャレンジカップを中止することを発表した。

 同連盟は26日に公式ウェブサイトに「ロシアによるウクライナの軍事侵攻」への懸念を表明し、決定事項を発表した。

 ロシアとベラルーシの国旗掲揚と国歌演奏を行わないこと、両国で予定されていたすべてのワールドカップとワールドチャレンジカップを中止することが列挙された。

 同連盟の会長は日本の渡辺守成氏が務めている。渡辺会長は「スポーツ統括団体として、第一に選手たちを守る義務があります。それは、政治的な圧力からも含まれます。私達の考えは、ウクライナの体操界の皆さんに伝わっています。スポーツとは友好と連帯です。私達は、絶望にある我々の家族たるメンバーとの連帯を示さなければなりませんし、ウクライナの人々の未来を守るため手を差しのべなければなりません」とする声明を発表している。

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