ドーピング検査を管轄する国際検査機関(ITA)は22日、北京五輪のフィギュアスケートペアで11位だった女子のラウラ・バルケロ(スペイン)が禁止薬物に陽性反応を示したと発表した。大会期間中の18日に採取された検体から世界反ドーピング機関(WADA)の違反リストにある筋肉増強作用の物質が検出された。
20歳のバルケロはマルコ・サンドロンとペアで出場。予備のB検体で検査を受ける権利がある。
北京五輪のフィギュアスケート女子では15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会)のドーピング問題が発覚し、物議を醸した。(共同)