スノーボードクロス・高原が決意「日本人でも戦えるところを見せたい」
スノーボードクロス男子で北京冬季五輪代表の高原宜希(24)=Pasco SSC=が22日、長野県茅野市のスキー場で練習を公開し、自身は初で日本勢としても2006年トリノ五輪以来4大会ぶりの出場へ「五輪は子どもの頃からの夢。日本には世界で戦う壁があったが何とか変えたかった。日本人でも戦えるところを見せたい」と決意を示した。
昨年11月には五輪テスト大会を経験し、この日は本番に似せたコースで入念に序盤のセクションの練習を繰り返した。今季のワールドカップ(W杯)では自己最高に迫る5位に入った24歳の成長株は「スタートが重要になる。有利にレースを展開して、メダルを狙っていく」と気合を入れた。
一緒に強化に励む女子代表の中村優花(仙台大)は、昨年2月に左膝前十字じん帯の断裂などを負い、五輪が復帰レース。「一瞬も取りこぼすことがないぐらい楽しみたい」と笑顔で意気込んだ。





