八村 2戦連続出場で7得点 今季初ホームで強烈リバースダンク披露 復帰後連勝

 「NBA、ウィザーズ122-118サンダー」(11日、ワシントン)

 ウィザーズの八村塁(23)が本拠地で行われたサンダー戦に出場。221日ぶりに戦列復帰した9日のマジック戦に続くベンチスタートで14分39秒プレーし、7得点、2リバウンド、1アシストだった。復帰後2連勝で貯金を1とした。

 前戦に続いて控えに回った八村は第1Q5分21秒からコートイン。1本目のシュートとなった1対1からのミドルジャンパーは外したが、残り2分53秒にタイミングよくゴール下に飛び込み、ハレルからのパスをきっちり決めて得点した。第2Qは4分43秒の出場でポイントはなかった。

 八村にとっては昨年5月31日以来となったホームゲーム。地元ファンをどよめかせたのは第3Q7分だ。右からドリブルでベースライン沿いに切り込んでいき、ディフェンスのプレッシャーを受けながらリバースダンクをたたき込んだ。同Q終了間際には外で待つアブディヤにパスを出し、一時は逆転となる3点シュートをアシストした。第4Qは3点リードの残り30秒から出場し、コート上でチームメートと勝利の喜びを分かち合った。

 この日のウィザーズはエースのビールが新型コロナウイルス感染防止規定の対象となり欠場。八村の母校ゴンザガ大の後輩でもある新人キスパートがスタメンで起用された。

 試合は八村と同じポジションのクーズマが2試合連続チーム最多となる29得点をマーク。同点の第4Q残り31・5秒にコルドウェルポープがスリーポイントを沈めて逃げ切った。

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