青学大の1年生2人快走 5区・若林は風に「諦めかけた」も奮闘 3区・太田は区間2位

 往路を1位でゴールする青学大・若林(撮影・高石航平)
 平塚中継所トップでタスキをつなぐ青学大3区の太田蒼生(代表撮影)
 青学大4区・飯田貴之(左)から襷を受け取り走り出す5区・若林宏樹(撮影・佐々木彰尚)
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 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)

 青学大が2年ぶり5回目の往路優勝を果たした。1年生ながらレースを左右する上りの5区を任された1年生の若林宏樹が区間3位に入る奮闘を見せて貢献した。

 標高が上がると、厳しい向かい風になる中、若林は懸命に駆け抜けた。日本テレビによる中継でのインタビューに、「本当に頂上は風が強くて、しんどすぎて諦めかけたんですけど、皆さんの応援のおかげで何とか乗り切ることができました」とレースを振り返った。

 ゴール時は笑顔も見せた。「出雲、全日本と2位なので、本当にうれしすぎて、やったぞっていう達成感がありました」と語った。

 青学大は3区の太田蒼生も1年生で、東京国際大の日本人エース・丹所に5秒差の区間2位と好成績を残した。

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