リーチ・マイケル育てた佐藤監督定年前に 札幌山の手“プレゼント星”2大会ぶり勝利

 「全国高校ラグビー・1回戦、札幌山の手36-10黒沢尻北」(28日、花園ラグビー場)

 札幌山の手(南北海道)は36-10で黒沢尻北(岩手)を破った。30日の2回戦は3連覇を狙う桐蔭学園(神奈川)や東福岡、東海大大阪仰星(大阪第2)などシード勢が登場し、16試合が行われる。

 節目の大会で白星を手にした。1988年の創部以来指揮を執り、今年度限りで定年を迎える札幌山の手・佐藤幹夫監督(60)は「最高のプレゼントになった」と破顔した。

 5-0の前半12分。「幹夫先生が最後なので」と意気込んだSOステファン・ヴァハフォラウ(3年)が、巧みなステップで約40メートルを駆け抜ける技ありトライ。26点リードで迎えた後半は2トライを許すも、FW陣の粘りで反撃を止めた。

 大会前には、教え子で元日本代表主将のリーチ・マイケル(33)=BL東京=から全部員にオリジナルパーカーが贈られた。最高成績は2回戦進出で、花園での“正月越え”がチームの合言葉。WTB吉田慎吾主将(3年)は「(正月越えの)思いは強い」と、監督に“元日試合”の贈呈を誓った。

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