羽生結弦と一問一答 4回転半挑戦「ここまで来たんだったらやっぱり降りたい」
「フィギュアスケート・全日本選手権」(26日、さいたまスーパーアリーナ)
男子で羽生結弦(27)=ANA=が2年連続6度目の優勝を果たし、3連覇が懸かる五輪代表に決定した。4回転半アクセル挑戦へ、苦しかった胸の内を明らかにした。男子の五輪代表の残り2人は、2位の宇野昌磨(24)=トヨタ自動車、3位の鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ・星槎=に決まった。以下、羽生との一問一答。
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-フリーは
「やっぱり(4回転)ループとは比べものにならないくらい体力の消耗はありました。(4回転半は)頑張ったなという感じ。(23日の練習で着氷した)あれができるようになったのがここ2週間くらい。それまでは軸がつくれなくて回転も足りなくて、何回も体を打ち付けて死にに行くようなジャンプをずっとしていた。正直、まだいっぱいいっぱい」
-五輪でも挑戦を。
「やっと立てるようになったのがNHK杯前で、次の次の日あたりにねんざして、ストレスとかいろいろたまって食道炎になって熱が出て。いろいろあって1カ月間全然何もできなかった。その時点でやめちゃおうかなと思った。悩んで苦しんで、せっかくここまで来たんだったらやっぱり降りたい(成功したい)と言ってる自分がいる。もうちょっとだけ頑張ります」
-練習は
「1日に4回転半にトライする本数制限をしているだけで、ひたすら何十本もやっています。誰もできる気がしないと言っていることをできるようにするまでの過程って、ひたすら暗闇を歩いているだけ。だから、毎回頭を打って脳しんとうで倒れて死んじゃうんじゃないかとかって思いながら練習していた」
(五輪代表会見で)
「正直言ってあまり考えてなかった五輪。ただ、ここに来るまでの過程、支えてくださった方々への思いを踏まえて出ることを決意しました。出るからには、勝ちをしっかりとつかみとってこられるように、また、今回のようなアクセルではなく、ちゃんと武器として4回転半を携えていけるように精いっぱい頑張ります」
-五輪では
「今3連覇という権利を有しているのは僕しかいないので、その夢の続きをしっかりとまた描いて、前回、前々回とはまた違った強さで五輪に戻りたいなと思います」




