元稀勢の里「伝統を継承する」 新たに「二所ノ関」襲名

 35歳で伝統の名跡を襲名した二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が24日、電話取材に応じ「伝統の重みを理解して継承していく」と抱負を述べた。

 10代の頃から温かく励ましてくれた先代二所ノ関親方の荒磯親方(元大関若嶋津)夫妻には、後継を横綱経験者に託したいとの思いがあった。一門の看板を背負うことになり「先代の親方とおかみさんのご厚意でお話をいただき、本当に光栄。お気持ちを大切にしたい」と言葉をかみしめた。

 戦前の横綱玉錦が中興の祖となった二所ノ関部屋は横綱大鵬ら数々の名力士を生んだ。後にプロレスラーとして一世を風靡した関脇力道山も力士時代に在籍した。

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