荒磯親方、8月に部屋創設へ 元横綱・稀勢の里、茨城県に

 大相撲の元横綱稀勢の里の荒磯親方(34)=本名萩原寛、茨城県出身=が田子ノ浦部屋から独立し、8月1日付で「荒磯部屋」を創設することが27日、決まった。東京・両国国技館での日本相撲協会理事会で承認された。部屋は茨城県内に設立予定。2019年初場所限りの現役引退後は明快な解説で定評がある若手親方が、新たに師匠として弟子の指導に当たる。

 荒磯親方は現役時代に真っ向勝負の取り口と愚直な生き方が絶大な人気を誇り、17年初場所後には19年ぶりに誕生した日本出身横綱として大きな注目を集めた。今春には早大大学院スポーツ科学研究科の修士課程1年制を修了した。

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