来年こそ悲願の初優勝&大関奪回へ 高安が合同稽古の申し合いで11勝3敗
大相撲の来年初場所(1月9日初日、両国国技館)に向けた合同稽古3日目が22日、両国国技館内の相撲教習所で行われ、元大関高安(31)=田子ノ浦=が合流した。関取衆の申し合いで11勝6敗と、「ぼちぼち」と言う感触だった。
体調を考慮し後半2日だけの参加。伸び盛りの幕内豊昇龍(22)=立浪=、霧馬山(25)=陸奥=にも元気に応戦。「生きのいい相撲、若々しい相撲で、自分もポジティブに相撲を取れました」と、充実感があふれた。
名古屋場所を最後に兄弟子の荒磯親方(元横綱稀勢の里)が独立。引退後も稽古相手を務めてくれたが、ひとり立ち。部屋には関取が自身だけで、工夫しての調整が続く。
新型コロナウイルスの影響で出稽古が禁止の中、合同稽古は貴重な実戦機会。「いろんな力士と肌を合わせて勉強しながら体力を付けたいです」と力を込めた。
先場所後は杜このみ夫人、2月に生まれた長女と家族3人でゆっくりした。「気分転換に家族との時間もしっかり過ごせましたし、今年1年いい1年でした。勉強になりました」と、振り返った。
昨年、大関から陥落後、徐々に番付を回復。今年は小結で始まった。春場所は10日目まで9勝1敗と優勝争いをリードした。終盤に失速し、10勝止まりだったが翌夏場所も2桁勝利。大関奪還が期待された。そんな中、名古屋場所急性腰痛で初日から2日休場と逆風。その後も故障が響き、3場所連続負け越しで今年は終了した。
「今年1年は波があった。上半期は良かったですけど、下半期はもう、がたがたでした。でも、しっかり原因は自分の中で考えてはいるので、そうならないように、来年、いい年にしたいですね」と雪辱を期した。
先場所は1分を超える長い相撲が連日のようにあり、後半は1勝6敗と失速。「長い相撲はなるべく取りたくないですけど。長い相撲を取るということは攻めが遅いということじゃないですか。一方的な攻めで3秒ぐらいで勝ちを付けられるのが一番いいので、そういう相撲を目指したいです」と課題に挙げた。
来年こそ悲願の初優勝、大関奪回へ突き進む。「来年32歳ですから。ここから充実した1年にしたいですね。まずは千秋楽まで優勝争いに毎場所残れるような成績。場所の主役になれれば結果は付いてくると思いますから。毎場所、加わりたいですね」と意気込んだ。



