【ロンドン共同】中国の元副首相に性的関係を強要されたと告白した同国テニス選手、彭帥さんの問題に絡み、国際テニス連盟(ITF)のデービッド・ハガティ会長は「(中国の)10億人を罰することはしたくない」と話し、今後も中国で大会を開催する意向を示した。5日、英BBC放送(電子版)が報じた。
ハガティ会長は問題解決へ尽力するとした上で「テニスの統括団体として、草の根を発展させる責務がある」とした。
一連の問題を巡っては女子ツアーを統括する女子テニス協会(WTA)が1日、香港を含めた中国での大会開催見送りを発表していた。