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鍵山優真がGP連勝 ファイナル初出場決めた圧巻演技 ミスも演技構成点90点超え

 男子で優勝した鍵山優真のフリー(ISU提供・ゲッティ=共同)
 男子で優勝し、ポーズをとる(中央)。左は2位の佐藤駿、右は3位のジェーソン・ブラウン
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 「フィギュアスケート・フランス杯」(21日、グルノーブル)

 男子は鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ・星槎=がフリーも1位の185・77点をマークし、合計286・41点で優勝した。GP2連勝でシリーズ全6戦の上位6人で争われるファイナル(12月、大阪)初進出を決めた。GP通算3勝目。

 片膝をついたフィニッシュポーズを解いた鍵山は、四つんばいに倒れ込み、大きく肩で息をした。冒頭の4回転サルコーを流れるように決めるも、演技後半の4回転トーループはお手つき。最後のトリプルアクセルは1回転になった。

 「足が後半になるにつれてきつかった」と鍵山。「できることなのにミスしてしまったのは、気持ちや根性が足りなかったかなって。うれしいか悔しいかどっちかと言われたら、すごく悔しいです」。それでも、圧巻のGP2連勝で初のファイナルへの切符を手中に収めた。

 ジャンプのミスが重なりながらも得点を大きく下げなかったのは、表現力やスケーティング技術を表す「演技構成点」での自身初の90点超えが大きい。

 加えて大会後の会見では、豊かな表現力に定評があるブラウン(米国)から「その瞬間をもっと楽しんでほしい。アスリートそれぞれが音楽を解釈し、表現できる私たちのスポーツは特別。自分らしく表現し心を動かし、観客を感動させてほしい」と金言を授かった。ブラウンの演技構成点は大会最高の92点台。その心構えを吸収するべく、まっすぐ目を見てうなずいた。

 GPファイナルへは既に宇野昌磨(トヨタ自動車)、チェン(米国)ら世界の猛者たちが進出を決めている。「今の自分にファイナルで優勝を争える実力があるかというと、まだそうではない。もっと練習したい」と鍵山。安定感の低さから今大会は回避した4回転ループの投入も前向き。ジャンプも表現も、18歳は成長を止めない。

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