ソフトボール金・清原奈侑ら表彰 大阪府と市が五輪・パラ活躍選手に
大阪府は11日、東京五輪で金メダルを獲得したソフトボール日本代表の清原奈侑、空手女子形銀メダルの清水希容ら、五輪とパラリンピックで活躍した府ゆかりのメダリスト5人に「感動大阪大賞」、上位入賞するなどした出場選手13人に「感動大阪賞」を授与した。
大阪市内のホテルであった表彰式で吉村洋文知事はそれぞれに表彰状を手渡し、「開催が1年ずれるなど苦労があったが、その分多くの勇気と感動を与えてくれた」と述べた。清原は「大阪で生まれ育ったので、メダルを獲得し恩返しができた」と笑顔を見せた。
大阪市も11日、清原、清水、パラの陸上400メートルユニバーサルリレー銅メダルの高松佑圭ら、市ゆかりの五輪・パラ選手8人を特別表彰した。清水は「五輪は夢の舞台で、今回貴重な経験をいただけた。2024年のパリ五輪では(空手は)採用されなかったが、違う面で空手を普及させていきたい」と決意を述べた。