高梨沙羅、みなぎる自信「勢いがあった頃と違う。初めての感覚」五輪シーズンW杯遠征へ

 ノルディックスキージャンプ女子の平昌五輪銅メダリスト、高梨沙羅(25)=クラレ=が5日、W杯開幕に向けた渡欧を前に、オンラインで取材に応じた。スロベニアに拠点を置き、26日からの開幕戦ニジニタギル大会(ロシア)を皮切りに各地を転戦する。

 昨季はW杯で3勝をマークし、自身が持つ歴代最多の通算勝利数を60まで伸ばした。10月下旬の国内大会を3連勝。悲願の金メダルを目指す北京五輪へ、万全の状態で本格シーズンインとなり「夏場にいいベースを作れた実感がある。楽しみが大きい」と、うなずいた。

 平昌五輪以降、ジャンプを一から見直してきた成果が実りつつある。圧倒的な強さで勝利を重ねていた10代の頃とはまた違った手応えを感じている。「勢いがあった頃とは違う。初めての感覚かもしれない。金メダルを目指して頑張りたい」。夢を掴むシーズンが始まる。

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