北京五輪の取材規制を改善へ 組織委、IOCに報告
【トリノ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は4日、来年2月4日に開幕する北京冬季五輪の組織委員会が国内外メディアの取材機会を増やす方針だと明らかにした。大会の準備状況を監督するIOC調整委員会で組織委から報告を受けたという。
北京五輪関連の取材に関しては、中国外国人記者クラブが「取材活動が妨げられている」などと批判する声明を公表。聖火到着のイベントや記者会見は国内メディアのみが参加し、外国人記者の大半は取材が認められていないと指摘していた。
国際スポーツ記者協会(AIPS)によると、IOCは「懸念を把握し、組織委と対応していく」と改善を約束した。