菊池純礼「もっと突き詰められる」日本は混合リレー7位、五輪出場へ収穫と課題

 「スピードスケート・ショートトラック・W杯」(31日、ガイシプラザ)

 混合2000メートルリレーで順位決定戦に回った日本は、菊池純礼(25)=富士急、菊池悠希(ANA)、菊池耕太(恵仁会)、菊池哲平(帝産ク)で挑み、2着で全体7位だった。男子5000メートルリレー順位決定戦は吉永一貴(トヨタ・中京大)、菊池耕、宮田将吾(阪南大)、渡辺啓太(阪南大職)で挑み、2着で全体7位。1000メートルは、女子の菊池純、男子の宮田がともに準々決勝で敗退した。北京五輪出場枠は今季のW杯4戦の結果を経て決まる。

 五輪出場へ、収穫と課題が見えた大会だった。日本は混合2000メートルリレーの順位決定戦で強豪・オランダに次ぐ2着。菊池耕は「流れも良く、いいレースだった」とうなずいた。

 菊池純は「トップスピードに対する余裕が出てきた」と話す。「(男女の)スピード差はあるけど、日本の体格差は大きすぎない。(交代の際に)まだ男子選手に加減をしてもらっている。もっともっと突き詰められる」と成長を見据えた。

 男子5000メートルリレー順位決定戦は、ロシアとの一騎打ちに敗れた。吉永は「スピードレースに持ち込むと少し分が悪く、傾向として前で戦っていた方が勝てる」と反省。「(後ろに)下がっても上がる力があれば」と残り2戦のW杯へ、修正を誓った。

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