菊池純礼 悔い残る7位 追い風も準々決勝敗退「チャンスを生かしきれなかった」 

 「スピードスケート・ショートトラック・W杯」(30日、ガイシプラザ)

 女子の菊池純礼(25)=富士急=が1500メートルで7位、500メートルは準々決勝で敗退した。男子1500メートルは吉永一貴(22)=トヨタ・中京大=が準決勝から回った順位決定戦で2着となり9位だった。女子3000メートルリレーの日本は準決勝1組3着で順位決定戦に回ったが他国の失格などで6位が確定。男子5000メートルリレーは順位決定戦に回った。北京五輪の出場枠は今季のW杯4戦の結果を経て決まる。

 幸運を生かしきれない1日だった。菊池純は、1500メートル準決勝で海外選手との接触があり、救済措置で決勝に進出。「かなりラッキーな展開」だったが、決勝では失格になった選手を除いた7人中7位と奮わず。「チャンスを生かしきれなかった」と肩を落とした。

 出場した3000メートルリレーも準決勝で結果を残せず、6位。「かなり良い組み合わせだった。チャンスをものにできないと今後の五輪も戦っていけない」と反省しきりだった。

 北京五輪出場枠は残り2戦のW杯の結果で決まる。結果を求められるレースが続くだけに、「他人ありきではなく、自分でレースを作る気持ちで戦いたい。この現状を厳しく受け止めて改善に努めたい」と誓った。

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