堤駿斗が大金星 元世界王者に判定勝ちも「気を緩めることなく集中」

 大金星を挙げた堤駿斗
 ライト級1回戦でアルバレスを攻める堤駿斗(ゲッティ=共同)
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 「ボクシング男子・世界選手権」(27日、ベオグラード)

 ライト級1回戦で堤駿斗(22)=東洋大=が、東京五輪フェザー級銅メダルのラサロ・アルバレス(30)=キューバ=に5-0で判定勝ち。世界選手権を3度制した強豪サウスポーから大金星を挙げた。スピード感あふれる攻撃でボディーやノーモーションの右などを有効に使い、2回は5人全員の審判から支持を得た。日本ボクシング連盟を通じて「1回戦がヤマ場だった。気を緩めることなく、一戦一戦気を引き締めて集中して勝ちたい」とコメントした。

 堤駿は、習志野高時代の16年に日本勢初の世界ユース王者となり、東京五輪のメダル候補と見られていた。しかし、アジア・オセアニア予選で敗れ、世界最終予選がコロナ禍の影響で中止になったことで、五輪出場を逃していた。

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