瀬戸いきなり2冠 五輪の雪辱へレースで強化「どんどん出る」

 「競泳・日本短水路選手権」(16日、東京辰巳国際水泳場)

 開幕し、男子で東京五輪代表の瀬戸大也(27)=TEAM DAIYA=が100メートル個人メドレーを51秒96、400メートル個人メドレーを4分00秒49で制し、2冠を達成した。男子200メートル自由形は松元克央(24)=セントラルスポーツ=が1分42秒33で優勝。女子50メートル自由形は池江璃花子(21)=ルネサンス=が24秒57で3位に入った。

 初日の3種目を終え、瀬戸は充実の表情を浮かべた。最後の200メートルバタフライこそ2位に終わったが、2冠に「そこそこ良い一日だったかな」と笑顔を見せた。

 東京五輪終了後の8月下旬から約1カ月間は、イタリア・ナポリで行われた国際リーグ(ISL)に出場。連戦をこなす中で「世界と戦ったり試合で強化していくスタイルが合っている」と強化方針が明確になったという。

 「出られる試合はどんどん出て、試合で強化をしていきたい」と今大会も5種目にエントリー。まさかの無冠に終わった東京五輪の雪辱を晴らすべく、3年後のパリ五輪へ向けて再出発を図っている。

 今大会は世界短水路選手権(12月、アブダビ)の代表選考を兼ねており、「世界短水路に行って、世界記録にいろんな種目でチャレンジしたい」と意欲を語る。絶対的な強さを得るために、一つずつ目標をクリアしていく。

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