萩野公介引退報道受け 大橋「最後のレースは素晴らしいもの」瀬戸「やっぱさみしい」
競泳の国際リーグ(ISL)に出場する東京フロッグキングスのメンバーが25日、イタリア・ナポリへの出発前にオンラインで取材に応じた。
東京五輪個人メドレー2冠の大橋悠依(イトマン東進)は「そんなにすごいことをした実感がないので、生活も変わっていないし、普通に過ごしています」。金メダルは「ケースに入れて、床に置いてきました」と笑った。
24日に報じられた同門の萩野公介(ブリヂストン)の引退については「まだ正式な発表が出ていないので、あまり言うことはしたくない」とした上で「最後、一緒に練習を長くさせてもらったし、過程も全て含めて近くで見させてもらって。最後のレースはすごく、素晴らしいものだと感じた」としみじみ。「過程を見ているからこそ、ああいうスッキリしたレースをやってくれたので、すごくよかったなと思う」と語った。
瀬戸大也(TEAM DAIYA)も「彼はまだ何も発信していないので」としながらも「やっぱさみしい」とコメント。大会へ向けては「1戦1戦大切にして、レース勘とタフさを取り戻したい」と話した。