3日に自転車女子個人ロードレース(運動機能障害C1~3)を制し、個人ロードタイムトライアルとの2冠を達成した杉浦佳子(楽天ソシオビジネス)が4日、東京都内で記者会見し「ここまでの道のりは長く、一人では乗り越えられなかった。とても重いメダル」と喜びをかみしめた。
50歳の年齢に合った練習メニューを「コーチが手探りで、体調を見ながら考えてくれた」ことを大きな勝因に挙げ「コーチにメダルを掛けてあげられたことが(自分への)ご褒美」と笑った。
自らの走りで「年齢が高い方や運動が苦手な方も、教え方によって伸びる可能性があると示せたと思う」と話した。