御嶽海、東洋大の後輩五輪戦士に刺激 大橋2冠「うれしい」萩野には「感動ありがとう」

 御嶽海(右)相手に左差しを狙う高安(代表撮影)
 霧馬山(右)の攻めを受ける御嶽海(代表撮影)
 霧馬山(右)の攻めを受ける御嶽海(代表撮影)
3枚

 大相撲秋場所(9月12日初日、両国国技館)に向けた合同稽古が23日、始まり、関脇御嶽海(28)=出羽海=が東洋大後輩の五輪戦士からパワーをもらい躍進へと意気込んだ。

 競泳では大橋悠依が女子200、400メートル個人メドレー2冠。萩野公介が男子200メートル個人メドレーで6位。陸上のリレーでも桐生祥秀が注目された。

 「(東洋大の)後輩たちが頑張ってくれていたので。(陸上の)リレーの方は残念ですけど、水泳の方で頑張ってくれて、僕も刺激になった。(萩野)公介が決勝まで残ってくれたことだけでうれしかったですし、その前に大橋(悠依)さんが2冠を取ってくれたのでうれしいですね」と刺激を大いに受けた。

 親交のある萩野には連絡。「落ち着いたら、お祝いさせて。感動をありがとう」とねぎらった。萩野からは「これからもお願いします」と伝えられた。感動のお礼に「9月場所、招待でもしようかな」と国技館への将来プランを明かした。

 この日は申し合い稽古で5番。「5番?取りすぎかな」と、ジョークで笑わせた。

 少ない番数は大関正代(時津風)との稽古を期待しながら実現しなかったため。「やりたかったですね。毎場所、当たるんで。あと(合同稽古は)3日間あるので、そこでやりたいと思います」と、気持ちを切り替えた。

 コロナ禍で出稽古は禁止。部屋には関取以上が自身しかおらず、合同稽古が貴重な実戦機会となる。「関取衆が(部屋に)いない中で、こういう風に集まってやれるチャンスをもらっているんで。勝ち負けに関係なく圧力を感じるのが重要なので、ありがたい」と、うなずいた。

 名古屋場所は2桁勝利を目指しながら8勝止まり。悲願の大関とりロードもまた振り出しに戻った。「(2桁勝利は)難しいなと改めて思いましたし。もう一歩、あると思うんで。10の壁…。突破できたらなと思います。やり直しじゃないと思うので。しっかり継続していけたらいい」。2年前は2度目優勝を果たした秋場所で再び主役取りを目指す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス