サーフィン・五十嵐カノアがCT今季最高の3位 WGに続き表彰台、五輪へ上り調子

 「サーフィン・チャンピオンシップツアー第6戦・サーフランチ・プロ」(20日、ルムーア)

 男子で五輪代表の五十嵐カノア(23)=木下グループ=が今季最高の3位に入った。東京五輪前では最後の試合。五十嵐は2回戦を突破して8人による準決勝で16・93点をマークしたが、2人による決勝進出に0・81点及ばなかった。フィリペ・トリド(ブラジル)が今季2勝目を挙げた。五十嵐は年間順位を三つ上げて6位。ブラジル五輪代表のガブリエウ・メジナが首位を守った。

 五輪出場を決めた5月末に「これからの準備が大切になる」と決意を口にした五十嵐が、本番前最後の真剣勝負で堂々の3位。思い入れの強い一大イベントを上り調子で迎えられそうだ。

 CT第5戦は17位に沈んだが、世界中の実力者が五輪切符を争った6日閉幕のワールドゲームズでは2位と躍動。「勝負が近づいてきた。モチベーションになる」と改めて気合を込めていた。

 ワールドゲームズから2週間を空けずに開かれた今大会は、五輪出場を決めた多くの選手が負傷や疲労で欠場した。五十嵐は両大会で表彰台に乗り、コンディションの良さをアピール。圧倒的な気迫をみなぎらせて真夏の大舞台を迎える。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス