錦織2年ぶりベスト16 58分省エネ勝利「より回復できる」
「テニス・全仏オープン」(4日、パリ)
男子シングルス3回戦で世界ランキング49位の錦織圭(31)=日清食品=は予選から勝ち上がった150位のアンリ・ラークソネン(スイス)が第2セット途中で棄権したため、2年ぶりにベスト16入りを果たした。雨天中断があった第1セットを7-5で先取していた。4回戦で第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ダブルス2回戦で女子の日比野菜緒(ブラス)のペアと男子の西岡良仁(ミキハウス)のペアは敗れた。
試合序盤で負傷した相手が第2セット途中で棄権し、錦織の16強入りが決まった。フルセットを戦った1、2回戦から一転し、58分の省エネ勝利。「より回復できる。運が良かったとしか言えない」と振り返った。4回戦でA・ズベレフと対戦する。通算1勝4敗で負け越し、同じクレーコートで行われた5月の前哨戦2大会でも敗れているが「対戦は楽しみ。前回は接戦だったので、チャンスはあると思う」と話した。





