ビーチバレーの石井、村上組が五輪代表に初内定 「全身の力が抜けた」開催国枠で
「ビーチバレー・東京五輪女子代表決定戦」(23日、ドーム立川立飛)
東京五輪出場権を懸けて、決勝が屋内会場で行われた。国内ランキング1位の石井美樹(31)=荒井商事/湘南ベルマーレ、村上めぐみ(35)=オーイング=組が、鈴木千代(27)=クロス・ヘッド、坂口由里香(26)=大樹グループ=組に2-0(21-16、21-12)でストレート勝ちし、開催国枠での代表入りを決めた。
石井、村上めペアが圧倒的な強さを見せつけた。22日の2回戦では同ペア相手に一度は敗退。敗者復活から勝ち上がり、決勝の舞台で雪辱を果たした。
初の五輪切符を手にし、「全身の力が抜けた。うれしかった」と試合終了と同時に座り込んだ石井。勝利を決める21点目を得点した村上めも「プレッシャーもあったし、絶対勝ちたいと思っていた。自分たちが出したいと思っていたものを出せた。うれしいのと、安心した」と2人で涙を流して、喜びを分かち合った。


