サーフィン・都筑有夢路が初の8強 強豪相手に大逆転!ダイナミックな波乗りで存在感

 「サーフィン・チャンピオンシップツアー・第5戦」(20日、ロットネスト島)

 1回戦が行われ、女子の都筑有夢路(20)はコートニー・コンローグ(米国)に0・96点差の14・33点で逆転勝ちし、初の8強入りを果たした。今季から参戦の都筑は最後に乗った波で8・33点をマークし、通算12勝の強豪を退けた。都筑は東京五輪の最終予選を兼ねるワールドゲームズ(WG=29日開幕・エルサルバドル)の日本代表で、これがWG前では最後の実戦となる。

 持ち前のダイナミックな波乗りを見せつけ、強豪相手に苦しい展開をひっくり返した。都筑はツアーの公式インタビューで「試合中ずっと緊張していた。すごくうれしい」と初々しい笑顔を見せた。

 序盤からリードを許したが、ワンチャンスをものにした。残り2分余り。勢いよく波の底から頂点へ上り、鋭く板を切り返す「オフザリップ」で大きな水しぶきを上げる。流れよく2本目のターンも成功。「どんな点数が出るか分からなかった」と祈るように待ち、8・33点で逆転した。

 今季は補欠としてツアーに同行。他選手のけがに伴い、4月の第3戦で現行ツアーでの日本女子初出場を果たした。今大会の予選では、第4戦の覇者らを抑えて勝ち上がった。力強いライディングで、連日存在感を示している。

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