聖火、バレー女子元日本代表走る 山口2日目、宇部市を出発

 東京五輪の聖火リレーは14日、山口県での2日目を迎え、宇部市を出発した。バレーボール女子の元日本代表で宇部市出身の宝来麻紀子さん(42)が同市の最終ランナーを務め、常盤湖畔の「ときわ公園」を巡った。

 宝来さんはトーチをしっかりと掲げ、沿道の拍手に笑顔で手を振って応じた。大役を果たした後、取材に「地元を走れてうれしい。聖火をつなぐことが(東京五輪の開催に向けた)手助けになれば」と語った。

 14日午後は、日本最大級のカルスト台地・秋吉台のある美祢市などを経てゴールの萩市へ。この日に予定されていた下関市はコロナ感染拡大の影響を踏まえ、公道での走行を取りやめた。

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