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世界陸連コー会長 五輪中止求める声に安全強調「ぜひご安心を」テスト大会視察

 「陸上・READY STEADY TOKYO」(9日、国立競技場)

 東京五輪のテスト大会が無観客で開幕した。この日は男子16種目、女子17種目が行われ、選手約420人(海外9人)が参加。この日、国立競技場周辺では五輪に反対する団体によるデモも予定されており、緊迫感が漂う中での開催となる。

 会場を視察した世界陸連のセバスチャン・コー会長は、日本国内で強まる中止を求める声に「そのようなご批判は理解できる。世界中がコロナ禍でナーバスになっている中で、そうおっしゃるのは理解できる。世界陸連の会長としてもこの点については尊重している」と話した上で、「確かにシリアスな状況ではあるが、組織委ではきちんと手順、ルールを設けて、きちっとその辺を整備している。1年半に渡り、こちらの科学チームで感染症に対する案を整備して、実際に安全に行える環境にできるかを精査している」と強調した。「今回のテスト大会では(海外からの選手は)9人だが、大会時には大勢の選手が集まる。ただ、先週世界リレー(シレジア)に行ってきたが、そこでは31カ国300人集まったが、結果的に陽性者は出なかった。確かにご不安になることは理解できるが、各国の連盟もその辺は理解しているし、行動に対する厳しい規則を設けている。日本の保健行政とも連係してきちんとした対策ができるようにしている。ぜひご安心していただきたい」と、呼びかけた。

 コー会長は12年ロンドン五輪で組織委員会会長を務めた。現在はIOC委員でもあり、次期IOC会長候補とも目されている。

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