坂本花織がSP自己ベストで3位 全ジャンプ加点も「ここからが勝負」

 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(15日、丸善インテックアリーナ大阪)

 2大会ぶりの優勝を目指す日本は、女子SPで坂本花織(21)=シスメックス=が自己ベストの77・78点で3位、紀平梨花(18)=トヨタ自動車=が69・74点で4位だった。日本はチーム得点で3位発進した。

 ロシア勢に続いて3位発進した坂本は、77・78点でSPの自己ベストを更新。全ジャンプで加点を得て、スピン、ステップでもすべて最高レベル4を獲得した。3月の世界選手権で踏みきり違反を取られた3回転ルッツも加点を得て「認められてすごくうれしい」と笑顔。この2週間は、あらゆる角度から動画を撮るなどして細かく修正してきたが「ここからが勝負。今後も加点のつくようなルッツを練習しないといけない」と気持ちを引き締めた。

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