女子100M平泳ぎは渡部香生子が逆転Vで五輪内定「ホッとしてます」

女子100メートル平泳ぎを制し、笑顔でガッツポーズを決める渡部香生子=東京アクアティクスセンター(撮影・高部洋祐)
決勝で力泳する渡部香生子=東京アクアティクスセンター(撮影・高部洋祐)
女子100メートル平泳ぎを制した渡部香生子(中央)。左は2位の青木玲緒樹、右は3位の鈴木聡美=東京アクアティクスセンター(撮影・高部洋祐)
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 「競泳・日本選手権」(5日、東京アクアティクスセンター)

 東京五輪代表選考会を兼ねて行われた、女子100メートル平泳ぎ決勝は日本記録保持者の渡部香生子(24)=JSS=が1分6秒51で逆転優勝し、3大会連続の五輪出場を決めた。19年世界選手権(光州)同種目4位の青木玲緒樹(26)=ミズノ=も1分6秒56の2位で五輪代表内定。12年ロンドン五輪同種目銅メダリストの鈴木聡美(30)=ミキハウス=は1分7秒18で3位だった。

 最後の最後に渡部が食らいついた。前を行く青木を捉えると、スッと抜き去って逆転優勝。レース後は隣のレーンの青木と抱き合い、五輪内定を喜んだ。「3回目になっても五輪を決めるのは緊張した。無事に決めることができてホッとしてます」。優勝インタビューで、自然と表情が緩んだ。

 7日、8日の200メートル平泳ぎでも五輪切符を狙う。「優勝して代表を決めたのは最高にいい形。気持ちを切り替えて臨みたい」と意気込んだ。五輪に向けても「今まで2回は何も結果が残せなかった。今回は目標を達成できたら」と“三度目の正直”を誓っていた。

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