パナソニック福岡堅樹、自らを“祝福”トライ 試合直前に順大医学部合格を確認

 「ラグビー・トップリーグ、パナソニック55-14リコー」(20日、秩父宮ラグビー場)

 新型コロナウイルスの影響により約1カ月遅れで開幕し、5試合が行われた。パナソニックはWTB福岡堅樹(28)がトライを挙げ、リコーに55-14と圧勝。試合後にはツイッターで目指していた医学部合格を報告した。NTTコミュニケーションズは元スコットランド代表SHグレイグ・レイドロー(35)が逆転トライを含む12得点と大暴れし、ホンダに41-13で快勝した。一昨季の王者神戸製鋼はNECを47-38で下した。来季は新リーグに移行するため最後のシーズンとなる。

 圧巻のトライでパナソニックの開幕白星に貢献した。かねて今季を最後に医学の道へ進むことを公言していた福岡は試合後「報告」としてツイッターを更新。「この度、順天堂大学医学部に無事合格することができました!」と明かした。

 試合直前に合格を確認していたという福岡にひときわ大きな拍手が注がれたのは、20点リードの後半23分。一瞬の隙を見逃すことなく福岡が相手パスをインターセプトし、約30メートルの独走でダメ押しのトライを決めた。

 祝福のトライを自ら挙げ、受験とラグビーを両立させてみせた。ロビー・ディーンズ監督(61)は「一緒にプレーしていて誇りに思う。試験を受けながらラグビーをプレーするのは並大抵なことではない。人間に限界がないことを証明してくれた」とたたえた。

 勉学により練習を休むこともあった。そのたびに仲間に助けられ、「感謝の気持ちを忘れない」と福岡。ラストシーズン、あとは5季ぶりの優勝へチームを導くだけだ。

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