NBAでコロナ禍拡大 今季最多1日3試合延期 八村、ザイオンらが規定の対象に

 米プロバスケットボール、NBAは13日(日本時間14日)、この日予定されていた八村塁所属のウィザーズージャズ戦、セルティックス-マジック戦、サンズーホークス戦の3試合と、15日(同16日)のピストンズ-ウィザーズ戦、サンズ-ウォリアーズ戦の2試合の延期を発表した。いずれも新型コロナウイルス対策規定によるもので、昨年12月22日(同12月23日)の開幕以降、前日まで4試合が延期されているが、1日3試合はシーズン最多。懸念されたコロナ問題が深刻化している。

 ウィザーズは前日に八村とバグナーの2人が同規定の対象者として13日のジャズ戦の出場未定を発表。その後、リーグはウィザーズが濃厚接触者の調査のため、最少登録メンバー8人をそろえられないことから13日と15日の試合の延期を発表。サンズは11日にウィザーズと対戦したことから調査を要するとして13日と15日の試合を延期。選手の感染が判明したセルティックスは10日のヒート戦、12日のブルズ戦に続いて3試合連続で実施を見送られた。

 また、11日のマーベリックス戦が延期となったペリカンズは2年目の19年ドラフト全体1位指名のザイオン・ウィリアムソンが同規定の対象となり、この日のクリッパーズ戦の欠場が発表された。

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