桐蔭学園が連覇、3度目V 後半に猛攻、京都成章を突き放す

連覇を達成し、歓喜する桐蔭学園フィフティーン(撮影・北村雅宏)
前半、京都成章ディフェンスをかわし、攻め上がる桐蔭学園・矢崎由高(撮影・北村雅宏)
連覇を達成し、記念写真に納まる桐蔭学園フィフティーン(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校ラグビー大会・決勝、桐蔭学園32-15京都成章」(9日、花園ラグビー場)

 桐蔭学園(神奈川)が10-10で迎えた後半に強力な突破力で京都成章(京都)を突き放して2大会連続3度目の優勝(両校優勝含む)を果たした。

 まず試合開始すぐに京都成章がFB辻野のPGで3点を先制。対する桐蔭学園はロングゲイン後、スクラムからの攻撃でロック青木が突破力を生かして力でトライをもぎ取った。ゴールも決めて4点差。この後、PGも決めて7点差をつけた。

 しかし、京都成章も前半ロスタイムにSH宮尾がトライを奪い、ゴールも辻野が決めて10-10で前半を終えた。

 後半開始すぐに、京都成章は自陣でターンオーバーした直後にパスミスが出て、転々としたボールを拾った桐蔭学園の粟飯原が飛び込む。WTB今野がゴールも決め7点差がついた。桐蔭学園の突破が目立つようになり、青木が3人を引きつけた後にパスを出し、今野が飛び込んだ。

 攻勢を強める桐蔭学園は、京都成章陣内深くでペナルティを得ると、今度はPGを選択。15点差として2トライ2ゴールでも逆転されない状況をつくった。

 その後1トライ1ゴールを追加。京都成章の反撃を1トライにおさえた。

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