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東京五輪開催「確信ない」 緊急事態宣言の再発令を受けIOCパウンド委員

 国際オリンピック委員会(IOC)で最古参のディック・パウンド委員(78)=カナダ=が、新型コロナウイルスの影響で今夏の東京五輪が開催されるか保証はないとの見解を示したと英BBC放送(電子版)が7日、伝えた。「私は確信が持てない。誰も語りたがらないがウイルスの急増は進行中だ」と述べた。緊急事態宣言の再発令を受け、取材に答えた。

 さらに、改めて選手へのワクチン接種が優先されるべきだとの考えを示した。事前のワクチン接種が選手の日本入国の条件となる可能性にも言及した。

 五輪開催については海外メディアから懐疑論が出始めている。7日、AP通信は「ウイルスの急速な広がりが五輪の計画を危うくしている」と報じた。各メディアは中止または再延期すべきだとの回答が6割を超えた日本の世論調査の結果を紹介。フランス国営テレビ(電子版)は「新たな緊急事態、五輪に影を落とす」と題した記事で「世論の疑念、不信感を引き起こしている」と報じた。

 英スカイスポーツ(電子版)も「国民の疑念が高まっているのに、政治家は五輪を開催すべきだと繰り返し訴えている」と批判的に伝え、4月までに開催可否が判断されるとの見方も示した。

 一方、IOCは宣言発令を受けて「日本の当局とその対策に全幅の信頼を寄せている。日本のパートナーとともに今夏の東京五輪・パラリンピックを安全かつ成功裏に開催するため、引き続き全力で集中して取り組んでいく」との談話を出した。開催方針は崩さず、大会の再延期や中止を否定し続けている。

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