卓球全日本選手権は予定通り11日から開催へ 強豪チーム棄権も

 日本卓球協会は8日、全日本選手権(11~17日、大阪・丸善インテックアリーナ)を予定通り無観客で開催することを決めた。新型コロナウイルス感染再拡大で首都圏で緊急事態宣言が発出されたことなどを受け、臨時での会議で最終確認を行ったが、「感染症対策を徹底した上で、実施することといたしました」とした。今年はダブルス種目は行わず、ジュニア、一般のシングルスのみを行う。

 一方、日本卓球リーグの協和キリンはこの日、チームとして棄権を発表。松平賢二、平野友樹、渡辺裕介らが所属する強豪チームだが、ツイッターで「厳しい合宿を行ってきただけに悔しい思いはありますが、選手の健康や命を最優先に考えた判断をしていただきました」とコメントをつづった。

 大会開催に際しては消毒や健康観察を実施する。また、選手・スタッフに対し、感染リスクが高まる5つの場面として政府が提唱している「飲酒を伴う懇談会等」「大人数や長時間に及ぶ飲食」「マスクなしでの会話」「狭い空間での共同生活」「居場所の入れ替わり」を挙げ、試合会場以外での行動に関しても注意喚起を行っている。

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