早大 連覇へ!2年連続決勝進出 13季ぶり帝京から勝利で弾み

 「ラグビー・全国大学選手権・準決勝、早大33-27帝京大」(2日、秩父宮ラグビー場)

 準決勝2試合が行われ、初の頂点を目指す天理大(関西1位)が明大(関東対抗戦1位)に41-15で快勝した。2大会連続17度目の大学日本一に挑む早大(関東対抗戦2位)は帝京大(同4位)を33-27で下した。決勝は11日に東京・国立競技場で行われる。

 早大が接戦をものにし、2季連続の決勝進出を決めた。相良南海夫監督(51)は「我慢強く粘り強く、体を張って本当にいいディフェンスだった。少ないチャンスをモールでスコアできて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 前半4分に先制のPGを許したが、すぐさま反撃。同6分にラインアウトからモールでフッカー宮武海人(3年)がトライを決めて逆転した。同24分にも同じ形からトライ。ナンバー8丸尾崇真主将(4年)は「ラインアウトではBチームが相手になって、いい対策ができた」とチーム一丸での準備が実った。

 大学選手権で帝京大からの勝利は2008年以来13季ぶり。連覇へ弾みの1勝にもなった。

 ただ、新型コロナウイルス感染拡大を受けて東京都などがこの日、政府に緊急事態宣言の発令を要請。11日に影響が出る可能性もあり、相良監督は「感染が広がらないために従うしかないが、どういう形であっても(決勝の機会を)作ってほしい」と願った。

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