“八村2世”山崎一渉が両チーム最多得点 仙台大明成が福岡第一を撃破し4強
「バスケットボール・全国高校選手権」(27日、東京体育館)
男子準々決勝が行われ、仙台大明成(宮城)が3連覇を狙った福岡第一(福岡)を64-61で破り、28日の準決勝に進んだ。
前半は相手にペースを握られたが、第3Q中盤に“八村2世”と期待される山崎一渉(いぶ、2年)の3Pシュートで一時逆転。その後一度はひっくり返されたが、第4Q残り約1分で再逆転し、そのまま逃げ切った。
この日、山崎は両チーム最多の29得点で勝利に貢献。最大で10点の差が開いた試合を振り返り、「点差が離れても自分たちがやってきたことをみんな信じて、それが勝因につながった」とうなずいた。
昨年王者を倒し「勢いがあるチームに勝ったのはこれから先の準決勝、決勝に勢いづける」と山崎。28日の準決勝に向けて「今の試合と変わらず自分たちがやってきたことを信じて、最後まで自分たちのバスケットをやり通したい」と意気込んだ。