スキージャンプ週間29日から開幕 佐藤幸椰に上位争い期待

 ノルディックスキー・ジャンプ男子で、年末年始恒例のジャンプ週間は29日から2021年1月6日までドイツとオーストリアの4会場でW杯を兼ねて行われる。開幕7戦で5度、トップ10入りした佐藤幸椰(25)=雪印メグミルク=に上位争いの期待がかかる。エースの小林陵侑(24)=土屋ホーム=はまだ本調子ではない。

 161センチと小柄な佐藤幸は力強い踏み切りが特徴。昨季2勝を挙げており、風の条件がかみ合えば、伝統の大会で自身初の表彰台が視野に入る。

 一昨季のジャンプ週間で史上3人目の完全制覇を達成した小林陵は今季のW杯で12位が最高。ただ徐々に助走路の滑りが固まってきた手応えはあるという。そろそろ存在感を示したい。

 海外勢では24歳のハルボルエグネル・グラネル(ノルウェー)が11月のW杯初勝利から5連勝と波に乗る。今季2勝のマルクス・アイゼンビヒラー(ドイツ)も好調。4戦8回の飛躍の合計得点による総合優勝争いは2人が中心になりそうだ。

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