ラグビーW杯 ジョセフHC、同組の強豪警戒「我々にとってチャレンジになる」
2023年ラグビーW杯フランス大会1次リーグの組み合わせ抽選から一夜明けた15日、フランカーのリーチ・マイケル(32)=東芝=がオンライン会見に応じ「優勝するつもり」と宣言した。母国のニュージーランドから日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC=51)と藤井雄一郎ナショナルチームディレクター(51)も会見を行った。
抽選の結果を受けてジョセフHCは「我々にとってチャレンジになる」と覚悟を決めた。同組となったイングランド、アルゼンチンはともに母国・ニュージーランドを破った経験があり、その確かな実力を警戒した。
ジョセフHCは1月に来日予定でトップリーグ(TL)を視察するが、国内リーグだけではない強化の重要性を訴えた。代表強化を支えたサンウルブズは今季スパーラグビーを除外。「代わりのものが絶対に必要」と国際経験の場を要望した。
現在は6月に26日の全英代表ライオンズ戦のみ決定。藤井氏は「最低4試合はやりたい」とし、ライオンズ戦の前に1試合、後に2試合を追加することで調整中だと明かした。4月末にTLを終えたチームの選手から代表招集し、活動を始める方針だ。