日本テニス協会は11日、オンラインで常務理事会を開き、2020年の年間最優秀選手賞に四大大会の全米オープン女子シングルス優勝の大坂なおみ、車いすの部シングルスでともに四大大会を二つ制した男子の国枝慎吾と女子の上地結衣を選出した。
優秀選手賞には2月に男子シングルスの世界ランキングで自己最高48位を記録した西岡良仁ら5人が選ばれた。
全米で2度目の頂点に立った大坂に対する報奨金授与に関しては新型コロナの影響を受けた協会の財政状況を踏まえて見送ることになった。大坂には18年全米、19年全豪オープンで優勝したときはそれぞれ800万円を贈呈していた。