ラグビー 東海大が全勝対決を制す 唯一の開幕6連勝

 「関東大学ラグビー、東海大55-38流通経大」(21日、秩父宮ラグビー場)

 リーグ戦で東海大が全勝対決を制した。唯一の開幕6連勝とし、次戦の日大との最終戦(12月5日、秩父宮)に勝てば3連覇が決まる。

 王者が接戦で最後に力の差を見せた。前半に5トライを奪い33-12のリードで折り返したが、後半に4連続トライを許し一時同点とされた。それでも、ナンバー8の吉田大亮主将(4年)が「ゲームの入りと一緒で自分達のやるべきことをやろう」とチームに声をかけ、焦ることはなかった。そこから、相手のミスを見逃すことなく、すぐさま攻撃。途中出場のSO丸山凜太朗(3年)などのトライを含む、3連続トライで勝ちきった。

 木村季由監督は優勢に運んだ前半について「DFもしっかり前に出てタックルもできて、理想的な形でできていた」と手応えを口にした。ただ、後半は「相手の強いランナーに対して意識が強すぎたこともあって、ほころびが生まれてああいう展開になってしまった。反省すべき点だが、最後の最後までプレーし続けて勝ったことはよかった。次に向けてしっかりトレーニングして臨みたい」と10度目の優勝を見据えた。

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