五輪強化拠点のNTCでフェンシング代表選手が新型コロナ陽性

 日本スポーツ振興センター(JSC)は20日、同組織が管理・運営する味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)の利用者1人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。同時に日本フェンシング協会は、ナショナルチーム選手の感染が確認されたことを発表した。

 フェンシング協会によると、同選手は19日に発熱を確認。同日PCR検査を受け、この日、感染が確認された。

 JSCによると、当該施設利用者は東京都北区西が丘のハイパフォーマンスセンター内になるナショナルトレーニングセンター屋内トレーニングセンター・イースト(NTCイースト)を利用。JSCは当該施設利用者の行動範囲を確認し、NTCイースト内で当該施設利用者が使用した専用練習場及び大浴場は本日から利用中止とした。他の施設の利用は継続する。他の施設利用者、関係者から体調不良の報告はないという。

 NTCでは10月に合宿を行っていた体操の内村航平が当初陽性と判定され、体操場の利用が中止となったが、その後、偽陽性として判断が取り消されている。

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