寺本明日香 内村航平の五輪開催への訴えに「世界中が動いた」
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「体操・日米中露4カ国国際交流大会」(8日、代々木第一体育館)
新型コロナウイルス感染拡大後、日本国内で初の五輪競技国際大会として行われた。2大会連続五輪代表で、今年2月の左アキレス腱断裂からの完全復活を目指す寺本明日香(24)=ミキハウス=は、復帰後初の4種目に出場。「全盛期までは戻ってないかもしれないけど、ここに私がいるんだと、皆さんの前で演技できてすごくうれしい」と喜んだ。
足への負荷が高い跳馬にも挑戦した。「着地の衝撃がすごく怖くて、腰を引いてしまった」と苦笑いだった。
閉会式では内村航平(リンガーハット)が五輪開催に向け、国民の同意が必要だと熱弁した。寺本も「私たちも心の中で思ってたけど口に出せなかった。あの言葉で世界中が動いたかなってすごく思います」とうなずいていた。