陸上・飯塚翔太が貫禄4度目V 29歳意地さく裂!五輪へ「アピールしていきたい」

 「陸上・日本選手権」(3日、デンカビッグスワンスタジアム)

 男子200メートルは飯塚翔太(29)=ミズノ=が20秒75で2年ぶり4度目の優勝を飾った。

 残り50メートル、29歳の意地とプライドがさく裂した。前を行く小池を怒濤の追い込みで差しきってゴールを駆け抜ける。力を出し切り、その場に座り込んだ。

 「がむしゃらに腕を振った。非常にタフなレースでしたけど、優勝できてよかった」

 今大会は100メートルでも4位に入り、存分に存在感を示した。来季は勝負の東京五輪シーズン。リオ五輪で銀メダルを獲得した400メートルリレーでは、当然金メダルの期待も懸かる。若い選手の台頭もあり、近年の世界大会ではメンバーから外れる場面もあったが、精神的な主柱としても飯塚の存在は欠かせない。

 「アピールしていきたい。決めるのはチームだけど、候補に入れるように頑張ります」。爽やかな笑顔が確かな自信を感じさせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス