引退のバドミントン高橋礼華 日本ユニシスを退社「とても幸せな現役生活だった」

 バドミントンの日本ユニシスは1日、女子ダブルスで16年リオデジャネイロ五輪で五輪金メダルを獲得し、現役引退した高橋礼華さん(30)が8月31日に退社したことを公式ホームページで発表した。

 松友美佐紀(28)との“タカマツペア”として、日本バドミントン界初の五輪金メダルを獲得するなど、数々の偉業を達成してきたが、先月19日に現役引退すると記者会見で発表していた。公式ホームページには「たくさんの方に応援いただき、とても幸せな現役生活だった」と感謝をつづった。

 日本ユニシスには09年に入社し、約11年半在籍した。「松友選手と共に頑張ってこれたことは私にとって最高の財産です。松友選手とでなければきっと金メダル獲得は成し遂げられなかったと思います」と充実感をにじませた。

 退社に伴い、チームメートからのコメントも寄せられた。松友は「先輩と一緒に過ごした時間は何ものにも代え難いものとなりました」と感謝。妹でシングルスの高橋沙也加(28)は「私がつらい時や悩んでいる時に話を聞いてくれてとても心強かったです。これからもお姉ちゃんらしくいてください」とエールを送った。

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