マラソン五輪代表・鈴木亜由子「自分を超えてメダル目指す」五輪1年前に誓い

 東京五輪女子マラソン代表の鈴木亜由子(28)=日本郵政グループ=が7日、オンラインによる合同取材に応じた。新型コロナウイルスの影響で来夏に五輪が延期され、本番のちょうど1年前に、合宿地の北海道網走市で心境を語った。

 「もし本番が今日だったら、ベストな状態だったのか疑問符がつく」。1月に右太もも裏を肉離れした。指導する高橋昌彦監督によると、5月末から走り始めたものの、足先などに違和感が出たという。現在は慎重を期して、体幹トレーニングなどを積んでいる。

 今後は、11月22日の全日本実業団対抗女子駅伝(仙台)への出場を目指している。その後、3回目のフルマラソンとして、21年2~3月に国内レースを踏み、五輪に臨むプランを描いている。

 「自分にとって五輪は希望・灯りということを心に持って、この1年頑張れたらいい。自分を超えて、最後まであきらめず、メダルを目指して走りたい」。1年後の8月7日、立てた誓いを現実のものにする。

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