ネーサン・チェン、フィギュアGPシリーズ開催歓迎「ワクワクしている」
国際スケート連盟(ISU)が1選手1大会など制限を付けて開催すると発表したフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ6大会について、18、19年世界選手権王者のネーサン・チェン(21)=米国=が6日、NBCスポーツ(電子版)の取材に応じた。
まず大会の開催について、チェンはNBCの電話取材に驚いた様子で「バーチャルで試合を行うと思っていた。そうは言っても実際に試合をする機会が得られてワクワクしている」と語ったという。
スケートアメリカ(10月23~25日、ラスベガス)への出場へ、前向きな姿勢を見せたが「もし不安定な面がでてきたら、質問したいことが出てくるだろう」とチェン。開催地変更の可能性や観客の有無、ジャッジについてなどを列挙しつつ「時間がたてば分かるので、あまり心配していない」と話した。
約2カ月間氷上練習はできなかったというが、その後はアルトゥニアンコーチと練習を重ねている。チェンは「状況を考えると、これが今できる最大限だと思う。私たちは賛成するし、試合は素晴らしい機会だと思う」と語った。