物言いの協議は社会的距離で 大相撲の勝負審判もコロナ対策

 日本相撲協会審判部の伊勢ケ浜部長(元横綱旭富士)は17日、電話での代表取材に応じ、勝負審判による物言いでは普段よりも距離を置いて土俵上で協議するなど、審判部の7月場所(19日初日・両国国技館)の新型コロナウイルス感染防止対策を明らかにした。

 伊勢ケ浜部長は17日の取組編成会議で各審判委員に伝えたという。物言いの協議について「ソーシャルディスタンス(社会的距離)。ちょっと離れて話をしたい」と述べた。5人の勝負審判は土俵下に座り、東西の2人は控え力士と横並びになる。今場所は土俵に近い「砂かぶり」席が全て空席となるため、力士や土俵からは可能な限り離れるという。

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