空手、インターハイ代替試合で表彰 男子グランプリ熊谷「一度は目標失いかけたが…」
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全日本空手道連盟は10日、都内の文部科学省で「全国高等学校空手道 形インターネットGP」のグランプリ選手を発表した。本大会は新型コロナウイルスの影響で中止となった高校総体(インターハイ)の代替大会として高校3年生を対象に実施。グランプリ選手には萩生田光一文部科学相から表彰状とトロフィーが授与された。
グランプリに選ばれた女子の御殿場西高(静岡)・堀場早耶(17)は「インターハイがなくなってショックで気持ちの整理ができなかったが、支えてくれた方に恩返しできたので素直にうれしい」と終始笑顔。
男子の世田谷学園高・熊谷拓也(18)も高校総体中止で一度は「目標を失いかけた」というが「素晴らしい大会を開催していただき感謝の気持ちでいっぱい。大学でも続けて将来はオリンピックに出たい」と力強く語った。